DIGITAL-TIPS.NET

2006年04月 | 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
きまぐれ日記 | 2006年04月



2006年04月29日(土) 10:06

SAW〜ソウ〜 の魅力に迫る

全国数十人のきまぐれ日記ファンの皆さんごぶさたしております。

どうにもこうにも、新しい職場になじめなくて悪戦苦闘の日々です。いや、対人関係ではなくて、仕事内容がわけわからんので、毎日呪文を聞いてるような感じなのです。はぁ〜、いつになったら3月までのような生活に戻れるのやら…。

さて、今日は、私がこれまで見た映画の中で3本の指に入る名作「SAW〜ソウ〜」についてのお話です。最初から激しくネタバレを含む内容なので、読まれる方は、まずDVDを見てからにしましょう。1、2を通してDVDを一度見てから、読むともう一度見直したくなること必至!

amazon : SAW&SAW2ツインパック老朽化したバスルームで対角線上に倒れていたふたりの男ゴードンとアダム。その間には自殺死体が。足を鎖でつながれた男たちに与えられたのは、テープレコーダー、一発の弾、タバコ2本、着信用携帯電話、2本のノコギリ。犯人から告げられたメッセージは「6時間以内に相手を殺すか、自分が死ぬか」。犯人はジグゾウ。警察に追われている連続殺人鬼。彼がこれまで犯した犯罪とは…そしてふたりの運命は…。

続き

さて、オイラはかれこれ3回SAWを見たんですが、見るたびに新しい発見があるので、驚きです。すでに見た人はわかると思いますが、1回目を見終わると、すぐにもう一度見直したくなりますよね。今回、3回目を見るきっかけになったは、「ソウ」完全解読なるものがあることを知り、これをちらっと読んでみたからです。2が出る前に書かれたものなので、今となっては若干食い違いはあるものの、よく分析されています。まぁ、全てが的を得ているとはいえませんけど…。

2回目を見た人は、「最初のアダムが目覚めるシーンで鍵が流れているか」と「ジグソウが動いていないかどうか」の2点に注目して鑑賞したのではないでしょうか?しかし、普通にぼーっと見ているだけでは気が付かない、驚くべき演出はまだまだありますよ。

わたしが人にこの作品を薦めるときには『1秒も見逃すな!』と伝えるようにしています。この作品は、何気ない1コマにも意味があって、あらゆるシーンがリンクしているんですよね。ホントに凄いのひとことです。

まず序盤の「ゴードン医師(ローレンス)のテープ」ですが、あらためてよく聴いてみるとジグソウが咳き込む音が入っているんですよね。つまり、犯人を示すヒント(犯人は病人である)が序盤から堂々と示されているわけです。

次の話の前に、登場人物の関係をおさらいしておきましょう

SAW登場人物関係図

だいたいこんなところでしょうか。ここで、ジグソウのゲームの前提条件をいくつかあげておきます。

  1. ゲーム参加者は、目が覚めるといつの間にかゲームに参加させられている。
  2. ゲーム参加者は、犯人(ジグソウ)が誰だか知らない。
  3. テープやビデオにゲームの説明&クリア方法のヒントが示されている。

皆さん、お気づきでしょうか?この条件に当てはまらない人物が一人います。そうアダムです。アダムのテープの内容は「おはようアダム。ここがわからないだろう。教えてやる、この地下室でお前は死ぬ。お前はいつも物陰に身を潜め、他人の生活を覗いている。だが覗き屋は鏡の中に何を見るか?私に言わせれば、今のお前の姿は怒りと恐怖が混じりひたすら哀れだ。お前は今日、自分の死を見るかうまく逃げ出すか…(SAW DVD日本語字幕より引用)」という内容でした。

アダムのクリア条件は「バスタブの中で流されてしまった鍵を使って逃げる」ですが、テープでは、そのことには一切ふれられていません。「覗き屋は鏡の中に何を見るか」これは、マジックミラーの裏にある、隠しカメラのことを指していると思われますが、ゲームクリアにはまったくつながりはありません。ん〜、謎です。

謎と言えば、あらためて見てみると色々と気づく点があります。とりあえず列挙してみると。

  1. アリソンとダイアナを監禁しているのはゼップですね。では、ローレンスの財布の中に二人の縛られた写真(裏にゲームのヒントが書かれている)を入れたのは誰?
  2. ゼップは、命をかけたゲームをさせられているのに、二人を縛り上げた後、聴診器を使って心音を聞いて楽しんでいる。
  3. ゼップのテープにはクリア条件は示されているが、犯した罪が吹き込まれていない(シーン的にその部分はカットして飛ばされているようにも見えるけど…)。
  4. 最初に時計を見たのが10時20分、ゲームのリミットは6時。中央に横たわっているのが死体であるならば、これだけの時間があれば腐敗するのは当然だが、ローレンスは医者なのになぜそれに気が付かないのか?

ゼップは、最後にあの地下室にローレンスを殺しにきたことから、二人のうち少なくともローレンスを監禁したのが彼であることがわかります。そして、写真を彼が入れたとするのであれば、部屋の×の仕掛けを作ったのも彼ということになり、ジグソウとはかなり接点を持っていたことになります。結論をぶっちゃけると、実はゼップは共犯者でジグソウ=ジョンっていうことを知っているんですよね。序盤で、ローレンスがジョンの癌の転移の話をしている際に、ゼップが「ジョンですよ、ゴードン先生。彼は面白い人なんです。」と言うシーンがありますが、そのときに一瞬ジョンが映ります。そこで一時停止してよく見てください。なんと、アマンダのゲームのときに使われた「アゴを砕くマシーン」の設計図が描かれています。このときのジョンはベッドに横たわっているので、まさかジグソウとは思わないでしょうね。でもこれはそう思わせるための伏線なんですねぇ。ローレンスの説明をよく聴いていれば気が付くんですが「患者は検診に来て、それ以来病状の観察をしている。」と言っています。つまり、入院しているわけではなく、自由に動き回れるわけです。

2点目の件ですが、「人が死の恐怖におびえる姿を楽しむ」それこそが、彼の罪なのかもしれません。

このように、SAWという映画は見れば見るほど謎が謎を呼ぶ作品です。1度、2度見た皆さんも、もう一度じっくり見てみてはいかがでしょうか。最後に、ひとつ、エンディング直前のアダムの叫びをよく聴いてみてください。もうひとあじ違った楽しみ方ができるようになりますよ。

人気ブログランキングに参加中。いま何位くらいでしょうか? → 人気blogランキング




コメント

>> あっきー / post : 2006年04月29日(土) 22:05

もじゃさん、お久しぶりです^^
と言いつつ、私もかなりサボってますが・・・
私もソウの大ファンのひとりで、2回楽しみましたが、サスペンス(ホラー)作品でここまで完成され、何度見ても楽しめる作品はないですね!!
ほんと、集中して観れば観るほどその完成度に拍手を送りたくなります。
ソウ3を楽しみにしときましょう^^


>> もじゃ / post : 2006年04月30日(日) 06:32

あっきーさんごぶさたぶりです。
そちらも4/1で時が止まられているようで、お互い多忙の日々ですなぁ。

SAWは見れば見るほど楽しめますよね。
2を見たあとに再度1を見ると「むむっ、これは!」と思うシーンも…
たとえば、ローレンスとアダムがさらわれるシーンですが、
見覚えのある化け物のマスクをかぶった人に襲われています。
ということは、こいつは… とか思ってみたり。

3楽しみですね。
ん〜、2もすっかり騙されましたが、はてさて次はどんな手法でくるのでしょう。



名前 Mail

HP

この記事のTrackBack URL

http://www.digital-tips.net/tb.php?id=1146272760


TrackBack

>> 【ムービーレビュー】映画の感想

ソウ
キューブと同じ命がけのゲームですが、 こちらは、 なぜゲームをやるハメになったのか が明確にされており、 また映像の迫力もかなりあります。 犯人と思われる人物も実はゲームを やらされていた点も面白いと思います。 ただし、真犯人のいる場所は納得できませんね。 ..