
エンコードとは、CDなどから音楽データを読み込んでMP3やAACなどのデータファイルに変換することを言います。音楽CD1枚の容量は640〜700MB程度あるのですが、エンコードしてMP3に変換すると、データ変換と同時にデータ圧縮も行われるので約80MB程度(サイズは設定により変動)になります。
リッピングという言葉はあまりなじみがないかもしれませんが、これはCDやDVDからデータをパソコンに取り込むことをさします。先ほどの説明を読むと、「それはエンコードじゃないのか?」って思う方がいるかもしれません。リッピングは取り込み作業のみを指しており、データ圧縮はされません。ですから、640MBの音楽CDをリッピングするとパソコンに取り込まれたデータも640MBになります。
しかしながら、最近では取り込み時にデータ圧縮(エンコード)も同時に行うことが多いので、エンコード作業も含めて取り込みから圧縮までをあわせてリッピングと言うことが多いです。
iTunesやWindowsMediaPlayerなどのようなマルチメディア統合ソフトでもリッピングはできますが、この2つについては後日に別途特集する予定ですので、ここではリッピング専用のソフトを使っての取り込み作業を紹介します。

Audiograbber
http://www.audiograbber.com-us.net/download.html
フリーウェア
Audiograbberは取り込み精度に定評がある高性能CDリッパーです。しかしながら、海外のソフトですので画面表示が英語ですので、別途日本語言語ファイルを導入する必要があります。

Audiograbberはリッピングソフトですので、標準ではエンコードする機能は付いていません。ですから、エンコード機能を追加するライブラリを追加する必要があります。ここでは定評があるLAME_ENC.DLLを導入してみたいと思います。

スタートメニューからAudiograbberを起動します。
適当な場所にファイル保存用のフォルダを作っておきます。複数ドライブ付いているパソコンであればCドライブ以外で最低でも1GB以上の空きがある場所に作成してください。次に、Audiograbberの設定メニューから一般設定を開きます。

出力ディレクトリの右側にある「参照」ボタンをクリックして先ほど作成したフォルダを指定します。

設定メニューからMP3設定を開く。

吸出し設定は、通常は「直接エンコード」で良いが、PCスペックが低い場合や一度試してみてうまく取り込みができなかった場合は、「Waveファイルを作成後にエンコード、その後Waveファイルを削除」にしましょう。エンコーダは内部エンコーダを選び先ほどインストールした「LameEncDLL」を選ぼう。音質は128kbpsがCD音質とされているが、最近では160kpbsや196kbpsでエンコードする人が多い(この数字が大きいほどファイルサイズが大きくなるので注意)。その他の設定については、自分の環境に合わせて適当に。
CDドライブに音楽CDを入れると、画面にトラックの一覧が表示されます。

アーティスト名、アルバム名、ジャンル、西暦を入力して「吸出し」ボタンをクリックすればリッピングが始まります。

リッピングが終了すると、保存先に指定したフォルダにMP3ファイルができているはずです。
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