
アドウェア(adware)とは、特定のソフトをインストールしたときや、インターネットで特定のページを見たときにPCにインストールされてしまう広告表示プログラムです。ソフトの場合は、無料で使わせてあげるから広告を表示してねっていう感じのものなのでまだ良いのですが、ウェブページに埋め込まれているものは、ブラウザを起動するたびにホームページのURLを広告のページのアドレスに書き換えたり、ポップアップを山ほど出したりと悪質なものが多いです。また、一度インストールされてしまうとなかなか削除することができないようになっており、知らずに入れられてしまった人は困惑してしまいます。
ソフトウェアの場合、国産のソフトでアドウェアが付いているものはほとんど見かけません。主に海外のソフトで有料から無料になったものや、無料での開発継続が困難になったものなんかがアドウェアを付けているようです。配布ページでスクリーンショットなどを確認してみて、ソフトのインターフェースの一部にバナー広告が入っていたりするものがこれにあたります。このようなソフトを使いたい場合は、アドウェアもインストールされることを覚悟してからご使用ください。削除するのはそのソフトの使用ライセンス違反となりますし、アドウェアを削除してしまうとソフト自体が動作しなくなるものもあります。このタイプのアドウェアは、ソフトウェアインストール時に同時に入れられるようになっています。
インターネットのホームページからインストールされてしまうものについては、無料ウェブスペースを使っているサイトや、アダルトサイトなどでインストールされてしまうことが多いようです。「ここから先を見るためにはこのソフトをインストールしてください」というものや、JAVAを使ったポップアップをフルスクリーン状態で表示させてインストールボタンを押さないと元の画面に戻れなくしているものなど色々とあるようです。これをインストールしてしまうと、うえに書いたようにアドウェアにより起動毎にブラウザの設定が書き換えられてしまい、ホームページ(起動後に最初に表示されるページ)がアダルトページになったり、よくわからないツールバーを入れられたりします。また、「検索ページなどで入力した文字などを広告会社へ送信したりする」というとうな動作をするものもあるようです。ですから、このようなアドウェアをスパイウェアと呼ぶこともあります。また、このタイプのアドウェアは非常に削除が困難な仕組みになっておりかなりやっかいです。
アドウェアはレジストリなどのシステムファイルを改ざんするので、一般ユーザが手動で削除するのはとても難しくなっています。そこで、その処理を自動で行ってくれるソフトが登場しました。アドウェアを削除するソフトはいくつかありますが、ここでは一番利用者が多いと思われるAd-Awareを紹介します。

Ad-aware Standard Edition Personal
http://www.lavasoftusa.com/japanese/software/adaware/
フリーウェア
インストール画面は英語ですが、ひたすらNEXTを押していけば完了するはずです。インストールの最後に、インストール後に自動実行する処理、
「perform a full system scan(スキャンを実行)」
「update definition file
now(パターンファイルのアップデートを実行)」
「open the help file(ヘルプを表示)」
という3項目を選択する画面がでますが、すべてチェックを外して「Finish」をクリックしてください。
アドウェアもウィルスと同じで日々新種が登場しています。そのため新種に対応するためにパターンファイルを更新し、常に最新の状態にしておく必要があります。アップデートはメイン画面の右上にある地球のマークのアイコンをクリックします。

下のような画面がでますので、「Connect」をクリックします。

更新ファイルがある場合は、下のような画面が出ます。

スキャンを実行して、PC内のアドウェアを検索します。スキャンを開始するにはメイン画面の右下にある「Start」をクリックします。

スキャンモードを選択する画面がでますので、2番目のPerform full system scan(完全スキャン)を選び「Next」をクリックします。

スキャン終了後、アドウェアが見つかると下のように赤い字で発見数が表示されます。

「Next」をクリックすると発見されたアドウェアの一覧が表示されます。ここで、削除したいものにひとつひとつチェックを入れてもいいのですが、面倒な場合は左側の「Scan Summary」のタブをクリックするとジャンル別に一括選択できますので、こちらを利用しましょう。

全て削除したいので全部にチェックを入れて「Next」をクリックします。

削除の確認が表示されますので「OK」をクリックすると削除されます。

削除終了後、PCを再起動しもう一度スキャンを実行すると、また同じように見つかる場合があります。その場合は、このソフトでは完全に除去できないアドウェアがインストールされているということです。ですから、対応したパターンファイルが出るまで気長に待つか別のソフトを使ってみるしかないです。ソフトごとに得意分野が違いますので、他のソフトでは削除できる場合もありますので。
うえにも書いたようにひとつのソフトでは、アドウェアを完全に削除できない場合がありますので他のソフトもいくつか紹介しておきます。
Spybot - Search &
Destroy
http://www.safer-networking.org/
フリーウェア
CWShredder
http://www.majorgeeks.com/download4086.html
フリーウェア